スーパー大麦バーリーマックス

https://www.teijin.co.jp/news/2016/jbd160118_26.html

オーストラリアの連邦科学産業研究機構CSIROが開発した機能性大麦バーリーマックスを、帝人さんが独占共同開発契約を締結し、日本市場に投入しているんですね。

プレスリリースに興味深いことが記載されています。

『オーストラリア連邦科学産業研究機構は、アフリカの先住民に結腸ガンや直腸ガンのリスクが低いことから、その原因究明を進め、外皮を取り除かずに穀物を加熱調理し、それを冷ましてから食することで、より多くの難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)が産生されていることに着目しました。』

アフリカ先住民に直腸ガンや結腸ガンが少ないことにヒントを得て、食物繊維の多い大麦の品種改良(非遺伝子組み換え)が行われて誕生したのがバーリーマックスということです。ちなみに、barleyというのは大麦のことなので、バーリーマックスは「最高大麦!」という意味なんですね。

※参考論文、大腸ガンのリスクファクター

https://epi.ncc.go.jp/images/uploads/inoue.pdf

腸内環境を改善するということは、脳も含めた全身の体調管理に役立つ可能性があります。バーリーマックスはスーパーフードと言われていますが、同時にブレインフードでもあるわけです。ごはんに混ぜて炊くタイプの商品がお勧めです。

※はくばくの紹介ページ

https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/hyakka/barleymax/

はくばく、バーリーマックス

はくばく、バーリーマックス入り雑穀

レスベラトロールの長寿命効果

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB

長寿命効果が期待されているレスベラトロールですが、生物実験やヒトの臨床試験での、長寿命効果については結論が出ておりません。

※60%のモデル生物において長寿命効果を認めた報告

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27781945

こちらの論文では、レスベラトロール摂取にカロリー制限(CR)と同等の延命効果が認められる可能性があると報告されています。レスベラトロールは、赤ワインやメリンジョや、ピーナッツの薄皮、アーモンドの薄皮、リンゴの皮、ココアなどに含まれているポリフェノール類です。抗酸化作用や抗炎症作用や神経保護作用があるとされることから、ブレインフードである可能性も高いと期待されています。

※インドネシアのメリンジョ食習慣地域の平均寿命の話

https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/resveratrol/d03.html

ミナミヘルシーフーズ

資生堂

ムードフード

https://www.moodfood-vu.eu/

mood foods は、直訳で気分食品、気分を良くする食べ物という意味ですね。さらに、うつ病を予防する食べ物という意味もあるようです。欧米ではブレインフード同様に研究が盛んで、エビデンスに基づくムードフードの調査を行うコンソーシアム(共同研究組織)が運営されています。

研究は継続していますが、現時点(2019年3月時点)の成果の要約が公表されています。

https://www.moodfood-vu.eu/wp-content/uploads/2019/03/scientificsummary-a4_v3.pdf

うつ病の予防について

・前向きコホート研究(比較追跡研究)のメタアナリシス(文献研究)からの限られたレベルの証拠によると、健康的な食生活を継続することにより、一般的な集団において、抑うつ症状を軽減する可能性があります。

・魚、果物、野菜を定期的に摂取することが鬱症状の軽減に役立つ可能性があるという限定的な証拠が認められます。

・特定のサプリメントの摂取により鬱病を予防できるという証拠は見つかっていない。

・肥満の人にとって、減量が抑うつ症状を軽減できるという強力な証拠があります。

・砂糖や精製穀物、さらにはジャンクフードやファストフードがうつ病の発症に悪影響を与える可能性があるという兆候がいくつかあります。

大うつ病(MDD)の治療について

•2件の小規模試験で、MDD患者では健康的な食事パターンによって抑うつ症状が軽減されることが示されています。

•抗うつ薬を使用しているMDD患者のオメガ3サプリメント(具体的には1g /日以上のEPAおよびDHA)がうつ症状にわずかでも有益な効果をもたらす可能性があるという強力な証拠があります。

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なんとも抽象的な結論ですが、証拠に基づいた科学的知見をまとめようとするとこのようになってしまうのかもしれません。しかし、野菜と果物と魚と全粒粉がムードフードであるということは間違い無さそうです。