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アトピー少油生活

永田良隆、油を断てばアトピーはここまで治る
林裕之、その病気 その疲労「隠れ油」が原因です!

偶然手にした2冊の本、読んで驚きました。今まで苦労したのは何だったのだろうと思いました。すぐに少油生活を実践し始めていますが、体調改善を実感できるまで時間が掛かりそうです。

※少油生活のポイント

・揚げ物をやめる(あるいは週に1回、月に数回まで減らす)

・マヨネーズをやめる(あるいはアマニ油マヨネーズに変更)

・ポテトチップをやめる(あるいは月に1度、年に数回に減らす)

・スナック菓子、普通のチョコ、普通のアイスを全部やめる。

・市販弁当、冷凍食品、市販のパンを全部やめる。

・ファーストフード、外食を全部やめる。

花粉症とアトピーは、もう何十年も我が家の全員が悩まされ続けてきた症状です。皮膚科に行って、沢山の飲み薬と塗り薬を貰ってきて、風呂上がりに塗り込む生活を続けてきました。抗ヒスタミン薬と、ステロイド剤、どれだけ使ったことでしょう。まさに一進一退でアトピーと付き合ってきた人生でした。

Created by David R. Throop, Vectorized by Fvasconcellos, Translated into Japanese and modified by w:ja:User:にょろん [CC0]

https://ja.wikipedia.org/wiki/炎症

炎症はバイ菌が居る場所に活性酸素や免疫細胞などの武器を集めてバイ菌を撃退する身体の仕組みです。

人体がバイ菌と戦うために獲得してきた免疫の仕組み、炎症亢進エイコサノイドの原料となるオメガ6脂肪酸であるアラキドン酸やリノール酸は、原始時代の人類にとっては摂取が難しい「必須脂肪酸」でしたが、農業革命や工業革命を経て、「ボトル入りサラダ油やマヨネーズ」を手に入れた現代人にとっては、過剰な油脂になってしまいました。

狩猟採集民の生活では、「リノール酸」や「アラキドン酸」を摂りすぎてしまう心配など毛頭ありませんでした。しかし、農業革命で大量の農産物を収穫・保管し、工場で油脂を絞り取る技術が進化して、安価に大量に、植物油を入手できるようになってしまったのです。「揚げ物料理」は、原始時代の人類は一生に一度も食べなかった料理ですが、これをコンビニ弁当や外食で現代人は毎日食べているのです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08789.html

平成30年「国民健康・栄養調査」によると、日本人は、毎日平均60.4gの脂質を摂取し、そのうち31.8gが動物性油脂で、オメガ6を10.5g、オメガ3を2.39g摂取していることが分かっています。これはちょっと摂りすぎと言わざるを得ません。オメガ6とオメガ3のバランスも悪いです。

上記の本は、このような急激な食生活の変化が、「下戸がアルコールを飲んで中毒症状を起こしているのと同じこと」を引き起こしていると評しています。遺伝子は環境の変化に合わせて数万年かけて少しずつ変化していきますが、それに比べて人類の食生活の変化が数百年単位で急激に起きてしまったのです。それが我々の身体に対する過剰ストレスになってしまい、アトピーなど様々な体調不良(現代病)を引き起こしているのです。我々の身体へのストレスを軽減するためには、食生活を少しでも昔に戻さなければなりません。油脂の大量生産・大量消費を断ち切る必要があるのです。現代的な食生活を変えずに抗ヒスタミン薬やステロイド剤を使い続けても意味が無いでしょう。まず食生活を正さなければなりません。

永田医師は、食生活を和食に戻せば良いと主張なさっています。

永田良隆、小崎孝子、子どものアトピーは、「和食」で良くなる

魚と野菜を中心に、味噌や麹などの発酵食品を使った食生活を続けて食育して、子供自身がそういう料理を好きになれば自然にアレルギー症状も軽快していくのかも知れません。我が家はつい最近始めたばかりで、どの程度まで効果が出るのか分かりませんが楽しみに続けてみたいと思います。

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グラノーラを脂質で選ぶ

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グラノーラに含まれるオーツ麦に認知機能維持効果が期待されているということで、週に1回程度グラノーラを食べるようになったのですが、どうも「糖質オフ」のグラノーラを食べていると「油っぽいな」と感じることがありました。

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最近、多価不飽和脂肪酸(PUFA)のオメガ3とオメガ6が慢性炎症とアレルギーに関係していることを知り、PUFAコンシャスな(PUFAを意識した)毎日を過ごしているので非常に気になりました。グラノーラにどれだけオメガ6脂肪酸が入っているか分かりませんが、基本的に脂質を減らした方が良いと考えています。それで、主要3社の主なグラノーラの1食50gあたりの脂質量を比較してみました。

・カルビーフルグラ・・・7.7g

・カルビーフルグラ糖質オフ・・・12.6g

・日清シスコごろっとグラノーラ 5種の彩り果実・・・6.25g

・日清シスコごろっとグラノーラ 3種のまるごと大豆 糖質60%オフ・・・7.1g

・ケロッグフルーツグラノラ 朝摘みいちご・・・5.75g

・ケロッグフルーツグラノラ ハーフ・・・1.5g

ということで、ケロッグさんがダントツで低脂質になっているんですね。我が家はしばらくケロッグさんで行ってみようと思います。糖質に関しては、35グラムとか40グラムとか少し減らして食べれば大丈夫かと思いました。

※参考記事

グラノーラで認知機能維持

慢性炎症対策食品

ミクログリア仮説、神経炎症仮説

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日本人の食事摂取基準2020年版

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2019年12月24日、日本人の食事摂取基準2020年版が発表されました。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf

その中から、ブレインフードに関係する部分を引用します。報告書418ページと419ページの部分です。

---引用はじめ

4 認知機能低下及び認知症と栄養との関連
 血管性の認知症のみならず、アルツハイマー病の発症についても、生活習慣及び生活習慣病と強い関連があることが指摘され始めている。今回は、代表的な栄養素と認知機能低下、認知症発症との関係を検討したが、以下に示すように、各栄養素との関係は発症予防を目的とした目標量を示すほど十分な証拠は今のところなく、文献的考察をするに留めた。

4─1、葉酸、ビタミン B6、ビタミン B12
 ホモシステインは、必須アミノ酸メチオニンの代謝過程で生成され、その代謝には、葉酸、ビタミン B6、ビタミン B12 が関与し、いずれのビタミンが欠乏しても血中ホモシステイン濃度は上昇する。ホモシステインは、血管への影響の他、神経毒性が指摘されており、長らく血管性認知症やアルツハイマー病との関連が指摘されてきた。認知症患者では血中ホモシステイン濃度が高く、血管性認知症患者ではアルツハイマー病患者よりもホモシステイン値が高いとするメタ・アナリシスがある他、ホモシステイン血中濃度の高値と認知機能低下、認知症発症との関連の可能性があることもメタ・アナリシスによって支持されている。
 一方、ビタミン B12 や葉酸と認知機能との関連は、これらのビタミン欠乏により上昇するホモシステイン濃度との関連で調査・研究が進められてきた。横断研究、症例対照研究では認知症とこれらのビタミン濃度との関連が種々報告されてきたが、一定の関連性を見いだすには至っていない。
さらに、これらのビタミンによる介入研究も幾つか実施され、メタ・アナリシスも幾つか報告されている。しかしながら、葉酸やビタミン B12 による介入ともに認知機能に対して有意な効果は認められていない。

4─2、 n─3 系脂肪酸
 前向き観察研究では、主に魚類由来長鎖 n─3 系脂肪酸の摂取量が少ないと認知機能の低下や認知症発症に関与するとの報告が存在する。その一方で、関連を認めないとする報告も複数存在する。介入研究は限られているが、現時点で確認された三つの試験の全てにおいて認知機能低下抑制効果などの介入効果は認められていない。
 また、既にアルツハイマー病の診断を受けている者を対象とした無作為化割付比較試験(RCT)の結果をまとめたメタ・アナリシスでは、アルツハイマー病の認知機能・日常生活機能・精神症状
に対して n─3 系脂肪酸の効果は認められていない。

4─3、ビタミン D
 血中ビタミン D 濃度と認知機能低下との関連を検討した前向きコホート研究をまとめたシステマティック・レビューでは、血中ビタミン D 濃度の低値は認知機能低下のリスクであると結論したものもあるが、その後、関連を否定するコホート研究が複数報告されている。
 また、アルツハイマー病を対象とした七つの症例対照研究のメタ・アナリシスでは、認知機能が正常な者と比較し、アルツハイマー病患者では、血清 25─ ヒドロキシビタミン D 濃度が有意に低値であった。認知症の発症に関する七つのコホート研究のシステマティック・レビューでは、血中ビタミン D 濃度が 35 ng/mL までの範囲では、ビタミン D の血中濃度が高い方が認知症の発症リスクが低くなるが、それ以上の血中濃度では、明確な関連を見いだせないとされた。
 このように、ビタミン D 摂取量の不足が認知機能低下と関連する可能性はあるものの、摂取量の増加が認知症の発症予防になるとする根拠はない。

4─4、ビタミン E、ビタミン C
 抗酸化機能を有する栄養素と認知機能並びに認知症との関連も注目されており、主にビタミン E及びビタミン C との関連を検討した観察研究が多く報告されている。ビタミン C と認知機能に関するシステマティック・レビューの結果では、認知機能正常者では、低下者と比較し、血中ビタミン C 濃度が高値である傾向があるものの、ビタミン C 濃度と認知機能の間に相関は認められなかった。
 ビタミン E 及びビタミン C の摂取と認知症発症予防の効果については、通常の食品を用いた検討の他、サプリメントを用いた検討も行われてきた。これらのビタミンの単独又は複合摂取は、認知症発症に対して予防的に作用するとの報告がある一方で、無効とする報告も存在する。
効果があるとする研究の中には、十分量のビタミン E とビタミン C を併用した場合に、より強い予防効果があり、単独では無効又は効果が減弱するという観察研究の結果がある。このように、ビタミン E 及びビタミン C の摂取と認知症発症予防の一致した結果が得られていない状況にある。

---引用おわり

莫大な税金を掛けて、日本中から偉い先生方を連れてきて作った最新の報告書ですから是非活用致しましょう。上記の引用部分のポイントを列挙致しますので参考になさって下さい。

・葉酸、VB6、VB12は認知症予防に有益な可能性がある。

・魚類由来n3系脂肪酸は認知症予防に有益な可能性がある。

・ビタミンDは認知症予防に有益な可能性がある。

・ビタミンCとEの複合摂取が認知症予防に有益な可能性がある。

あまり新奇な情報ではありませんが、膨大な論文を検討した結果なので説得力がありますね。「マルチビタミン」と「DHA・EPA」のサプリメントは有益な可能性があると分かります。普通の食事で言えば、「好き嫌いを無くし」、「魚を沢山食べよう」ということになります。

※参考食品

DHC、マルチビタミン

アサヒ、DHA