デスクワークから逃げろ!

崎田ミナ、すごいストレッチ

色んな仕事がありますが、新入社員、中堅社員、経営幹部など、様々な段階で、デスクワークが増える傾向があります。外回りは大変ですけど、運動ができるという利点もあります。様々な事情で、デスクワークをしなければならなくなった時に、せめてもの抵抗として職場内でストレッチしたり、立ち歩いたり、階段を使ったりして、運動量の維持に努めましょう。運動量の低下が脂質代謝やインスリン抵抗性(糖尿病リスク)に影響するという論文があります。 

※運動量の低下が脂質代謝や糖尿病リスクに関係する報告

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29671031

この論文では、平均36歳で45人の習慣的に活発な被験者に、14日間の歩数減少(81%減少、マイナス1万歩、座っている時間が平均223分)と14日間の通常活動を試して貰い、各時点での身体活動(SenseWearアームバンド使用)、心肺フィットネス、体組成(X線吸収法/磁気共鳴分光法)および多臓器インスリン感受性(OGTT)を測定したところ、歩数削減後に、全身インスリン感受性、筋肉インスリン感受性指数、心肺持久力(最大酸素摂取量)および下肢除脂肪体重に有意な減少が見られ、逆に、総体脂肪、肝臓脂肪およびLDLコレステロールの有意な増加があったということです。

わずか2週間の低活動量生活でも、脂質代謝やインスリン抵抗性や悪玉コレステロール量に影響するとは驚きです。デスクワークの人は本当に注意すべきです。挙動不審な位に立ち歩きましょう。

バナバの低血糖作用

Screenshot of ja.wikipedia.org

中高年以上の方なら誰しも血圧や血糖値や肥満が気になるところですが、フィリピンで昔から糖尿病、肩こり、利尿、便秘、腹痛、解熱、抗菌、高血圧に効果があるとして飲まれてきたバナバ茶の健康作用について、現代医学の研究論文がこれを再確認する動きが増えています。

血糖値を下げる医薬品では「血糖値が下がりすぎる」副作用(空腹、発汗、ふるえ、疲労、脱力感、思考力低下など)が問題になることもありますが、バナバではそのような心配は無いという厚生労働省の食品健康影響評価もあります。

※広島大学山崎和男名誉教授の記事

https://home.hiroshima-u.ac.jp/shoyaku/member/yamasaki/Philco.htm

※バナバに含まれるコロソリン酸の食後血糖値抑制作用報告

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/17/3/17_3_255/_pdf/-char/ja

※厚生労働省、バナバの食品健康影響評価結果通知

https://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-170428sanbanaba.pdf

※消費者庁、バナバ葉由来コロソリン酸含有食品の科学的根拠等に関する基本情報

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41908010500301

※バナバ含有健康食品

DHC、バナバ

山本漢方、バナバ茶

ファンケル、血糖サポート

歩くな、早歩け!

雑誌とかテレビとかで「1日1万歩」が推奨され実際に万歩計をつけて頑張っている中高年の方も多いと思いますが、「ゆっくり歩いても意味ないよ」という衝撃の研究論文が発表されました。

※毎週50分の早歩きで健康スコアが上昇すると報告する論文

https://www.mayoclinicproceedings.org/article/S0025-6196(19)30473-2/abstract

平均65歳の679人の被験者に、5ヶ月のインターバルウォーキングトレーニングを実施して、最高酸素摂取量推定値(VO2peak)や生活習慣病スコア(lifestyle-related disease (LSD) score)を測定したところ、平均して、最大酸素摂取量が14パーセント増加し、生活習慣病スコアが17パーセント低下したということです。

インターバルウォーキングトレーニングは、最大酸素摂取量(最もキツい有酸素運動)の70パーセント以上の運動を3分間継続し、最大酸素摂取量の40パーセントの運動を3分間行うという6分間のセットを1日5回やることを、週4回以上行うことです。このトレーニングを5ヶ月継続して、被験者の週ごとの早歩き時間は平均88分で、普通の歩行時間は平均100分になりました。

週あたりの早歩きの時間で見ると、早歩きの時間が50分までは比例して最大酸素摂取量と生活習慣病スコアが改善するが、それ以上早歩きの時間が増えても改善は見られませんでした。また、普通の歩行時間や総歩行時間の増加は、最大酸素摂取量と生活習慣病スコアの改善に繋がりませんでした。

この研究結果から、早歩きの重要性が再確認されたのですが、週に50分の最大有酸素運動というのは、1日あたり約7分の最大有酸素運動ということになります。出掛ける際の運動として考えますと、3分半の早歩きで往復するということになります。

最大酸素摂取量の7割以上の早歩きというのは、どのようにやれば良いのでしょう。ちょっと分からない場合は面倒ですから、もうジョギングしちゃっても良いと思います。軽いジョギングで3分半(約200秒)走ってしまえば良いのです。

※参考書籍

青柳幸利、あらゆる病気を防ぐ 「一日8000歩・速歩き20分」健康法