アボカド食べてますか?

Screenshot of ja.wikipedia.org

善玉脂質である不飽和脂肪酸が豊富なことから「森のバター」「バターフルーツ」とも呼ばれるアボカドに、様々な健康作用があることが分かってきました。

※ハス種アボカドの栄養成分と健康作用報告

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23638933

ハス種のアボカドは最も一般的な市販のアボカド栽培品種ですが、さまざまな必須栄養素と重要なファイトケミカルが含まれています。NHANES(米国国民健康栄養調査 National Health and Nutrition Examination Survey)の分析によると、平均消費量はアボカドの半分で(68 g)次の栄養成分を含んでいます。

  • 食物繊維(4.6 g)
  • 全糖(0.2 g)
  • カリウム(345 mg)
  • ナトリウム(5.5 mg)
  • マグネシウム(19.5 mg)
  • ビタミンA(43μg)
  • ビタミンC(6.0 mg)
  • ビタミンE(1.3 mg)
  • ビタミンK1(14μg)
  • 葉酸(60 mg)
  • ビタミンB-6(0.2 mg)
  • ナイアシン(1.3 mg)
  • パントテン酸(1.0 mg)
  • リボフラビン(0.1 mg)
  • コリン(10 mg)
  • ルテイン/ゼアキサンチン(185μg)
  • フィトステロール(57 mg)
  • 不飽和脂肪酸(6.7 g)
  • 114 kcalまたは1.7 kcal / g

アボカド油は、71パーセントの一価不飽和脂肪酸(MUFA)、13パーセントの多価不飽和脂肪酸(PUFA)、および16パーセントの飽和脂肪酸(SFA)を含み、脂質代謝を改善し、脂溶性ビタミンとファイトケミカルの生物学的利用能を高めるのに役立つとされています。アボカドは他の果物野菜類と一緒に摂ると効果的になるわけです。その他、アボカドの摂取が心血管の健康をサポートすることを示す8つの予備的な臨床研究があり、アボカドが体重管理と健康的な老化を促進する可能性があることを示唆する研究もあります。血流を改善するということは脳機能維持にも役立つと考えることができます。アボカドはスーパーフードであり、ブレインフードでもあるわけです。

※アボカド抽出物による前立腺癌細胞増殖の阻害報告

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15629237

この論文では、一般的に消費されているハス種アボカドに含まれる、カロテノイドとトコフェロールを含むアボカドのアセトン抽出物は、生物実験により、アンドロゲン依存性(LNCaP)とアンドロゲン非依存性(PC-3)前立腺癌細胞株の増殖を阻害すると報告されています。

アボカドというと若い女性が好む食べ物という印象がありますが、前立腺ガンの予防に役立つということは、中高年男性も積極的に摂るべき食材ということになります。要するに老若男女みんなで摂るべき食材ということなんですね。スーパーでも外食でも、アボカドを見掛けたら積極的に選択して行きましょう。

※参考URL、アボカド専門店マドッシュカフェ

Screenshot of mado.in

※参考書籍、アボカドLOVERSレシピ

 

LHジペプチドでウツ抑制

Screenshot of www.kobe-u.ac.jp

神戸大学の研究グループは、キリンホールディングス株式会社との共同研究により、Leucine-Histidine(LH)ジペプチドがミクログリアの活性化を抑制し、うつ様行動を改善することを発見したということです。様々な発酵食品に含まれるLHジペプチドが、脳内炎症の抑制を通じて抑うつ状態の改善に繋がる可能性を示唆しており、日常生活における予防方法の開発に繋がる可能性を提示しています。9月9日(日本時間)に学術雑誌「Nutrients」にオンライン掲載されました。

※「Nutrients」にオンラインの要約記事

https://www.mdpi.com/2072-6643/11/9/2161

経口摂取したLHジペプチドは、脳内炎症モデルの前頭皮質および海馬の炎症性サイトカイン産生を抑制し、うつ様行動を改善したということです。

そして、うつ病の動物モデルである反復社会挫折ストレスモデルを用いた試験において、経口摂取したLHジペプチドはうつ様行動や不安様行動を抑制したのです。

LHジペプチドはアミノ酸であるロイシンとヒスチジンが結合したもので、納豆、酒粕、青カビチーズ等の発酵食品に多く含まれる食経験豊富な成分です。今後、LHジペプチドによるミクログリアの活性化抑制を通じた、抑うつ改善およびうつ病予防方法の開発に繋がる可能性が期待されています。

その予防法が開発されるのを待っていられませんので、とりあえず、「納豆、酒粕、青カビチーズ」を食べて、ロイシンとヒスチジンの多い食べ物も意図的に摂取しましょう。

ロイシンの多い食品

  • 鰹節
  • 高野豆腐、湯葉、きな粉
  • ビーフジャーキー
  • パルメザンチーズ
  • ホタテ貝煮干し、スルメ
  • 豚ヒレ肉
  • シラス干し

ヒスチジンの多い食品

  • 鰹節
  • カツオ、マグロ、ブリ、サンマ
  • ビーフジャーキー
  • ごまさば、マカジキ
  • 鶏ムネ肉
  • 豚ヒレ肉
  • シーチキン(まぐろ)

鰹節とビーフジャーキーと豚ヒレ肉は、うつ予防のブレインフードになりそうです。納豆、酒粕、ブルーチーズは発酵食品ですから、青魚の粕漬けなども良さそうです。

※参考食品

美味海鮮・漬魚セット 7種14切

ゴルゴンゾーラチーズ680g

亀戸升本

Screenshot of masumoto.co.jp

デパ地下などで販売しているマクロビオティック弁当「和正食」が大人気の升本、亀戸本店の料理も絶品です。米麹と青唐辛子と有機醤油を長期熟成させた亀戸升本秘伝の辛味「亀辛麹」が特にお勧めです。

本店に行く前に、デパ地下の和正食弁当で予習してから行きましょう。肉、魚、卵、乳製品、精白糖、化学調味料を使わずに調理されています。胃もたれのないスッキリとした食後感を味わって下さい。

Screenshot of masumoto.co.jp
Screenshot of masumoto.co.jp