週1回疲れるまで運動すると頭が良くなる

https://www.arihhp.taiiku.tsukuba.ac.jp/news/research20180206/

 
スポーツ選手が本番でパフォーマンスを上げるための手法として、カーボローディング(グリコーゲンローディング、炭水化物=ブドウ糖を筋肉に蓄積させる)という栄養戦略がありますが、これが記憶をつかさどる脳の海馬のグリコーゲン量も増やすという研究があります。「海馬グリコーゲンローディング」というのだそうです。

海馬の前に、普通のカーボローディングの復習です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

 
https://sugar.alic.go.jp/japan/view/jv_0106b.htm

 
これは大会の1週間前~4日前まで運動量を減らして体内のグリコーゲン(ブドウ糖)量を維持し、3日前から高炭水化物食に切り換え、2日前から前日は運動量を減らすか運動休止し、当日筋肉にグリコーゲンが蓄えられた状態で試合に臨むという作戦です。プロ野球の投手が中5日のローテーションとか言われるのはこれなんですね。筋肉にグリコーゲンが蓄積された状態で登板するためには最低4~5日は必要という科学的根拠に基づく登板間隔なんですね。

次に「海馬グリコーゲンローディング」ですが、面白いことに、海馬のグリコーゲン量は「1週間前のキツめの運動」によって増えることが判明したんですね。疲労困憊運動の具体的内容は、ラットが最大酸素摂取量の50~70パーセントの運動=20m/分を維持できなくなるまで継続したということです。ちょっとこれは人間に置き換えるとどうなるのか分かりませんが、早歩きで1時間位あるく感じでしょうか。これを1週間に1度やることにより海馬のグリコーゲン超回復を活用して記憶力を高めることができる可能性があるわけです。

海馬グリコーゲンローディングでは高炭水化物食は必須条件では無かったというのも興味深いですね。ただひたすら週に1回疲労困憊運動をすれば良いというのですから不思議です。昔から「文武両道」という言葉がありましたが、これはこのことを指していたのかもしれません。学問を究めたいなら運動もおろそかにするなということですね。

R1はカップかドリンクか?

※R1乳酸菌の風邪軽減作用を報告する論文
https://www.cambridge.org/core/journals/british-journal-of-nutrition/article/reducing-the-risk-of-infection-in-the-elderly-by-dietary-intake-of-yoghurt-fermented-with-lactobacillus-delbrueckii-ssp-bulgaricus-oll1073r1/BD5F2A4E65C955B86BCE9A5DD748D8F1
1日1個を8~12週間摂取して、高齢者の風邪を2.6倍低下させたというレポートもある、R1ヨーグルトですが、

https://brain-food.info/archives/2247

↑こちらの記事で、普通版と低カロリー版では、人工甘味料の少ない普通版が良いということになり、我が家では普通版を買うようにしています。

しかしここにきて新たな疑問が湧いてきました。R1はカップにすべきか、ドリンクにすべきか?どちらも112gで分量は同じです。

ドリンクタイプ

カップタイプ

https://www.meiji.co.jp/dairies/yogurt/meiji-r1/

 
栄養成分を比較してみました。

ドリンクタイプ
エネルギー76Kcal
たんぱく質3.6g
脂質0.67g
炭水化物13.9g
糖類13.3g
食塩相当量0.12g
カルシウム129mg

カップタイプ
エネルギー89Kcal
たんぱく質3.9g
脂質3.4g
炭水化物10.8g
食塩相当量0.13g
カルシウム138mg

ということで、こんなに違いがあるとは意外でした。カロリーはドリンクタイプが少なくて、炭水化物はカップタイプが少ないんですね。我が家では炭水化物3.1gの差を重視して、カップタイプを購入することに決定しました。皆さんも各自考えてみて下さい。

朝食を抜くとやっぱり太る!

http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20181101_agr.pdf

名古屋大大学院の小田裕昭准教授の研究グループがラットの実験で「朝食を抜くと太る」原因を発見しました。そのメカニズムは、朝食を抜くことで肝臓の時計遺伝子や、脂質合成遺伝子の発現が遅れることとにより、代謝が活発になるのが遅れ、体温の上昇が遅れ、結果として、同じカロリーを摂取しても、朝食を抜いた方が太りやすくなってしまうという理屈になるそうです。遺伝子の発現量を測定することにより、朝食抜きの影響を具体的に示した研究になっているんですね。

つまり、メタボリックシンドロームを予防するためには、朝起きたら一気に体温を上げることが大事ということですね。そのためにきっちり朝食を食べて運動もするってことですね。そして体全体を目覚めさせるということが必要なんですね。