レジスタントスターチでコロナに勝つ

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レジスタントスターチは、ヒトの小腸で消化されず大腸で腸内細菌のエサになる「消化されにくいデンプン=難消化性でんぷん」です。腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やすことから腸内細菌叢の改善、アレルギーや免疫力の改善に役立つとされています。腸内細菌のエサというのは、プレバイオティクス食材ということになります。

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レジスタントスターチの多い食材は血糖値の上昇を緩やかにすることからGI値の低い食材になります。ですから、レジスタントスターチのことは知らなくてもGI値を知っていれば問題はないとも言えそうです。

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レジスタントスターチの多い食材

・ライ麦全粒粉パン

・玄米

・ナガイモ、ヤマイモ、サツマイモ、サトイモ

・バナナ

・スーパー大麦(バーリーマックス)

調理法でもレジスタントスターチの量は変化することが判明しています。サツマイモの場合、電子レンジ調理よりも生食や蒸し調理の方がレジスタントスターチ量が多いという実験もあります。また、焼きいもより茹でイモの方がレジスタントスターチが多く、加熱後に冷ましたほうがレジスタントスターチが増えるという実験もあります。

米飯は、炊飯直後よりも冷蔵後の方が4割ほどレジスタントスターチが増えることが分かっています。日本文化のおにぎりや弁当は健康食だったのですね。

※参考論文、かんしょ(サツマイモ)の加熱調理法の違いによるレジスタントスターチ量の変化

https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_001458.html

※参考論文、さつまいもの加熱調理直後、冷蔵保存及び再加熱によるレジスタントスターチ量の変化

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kasei/69/0/69_146/_article/-char/ja/

※参考論文、米飯保存方法の違いによるレジスタントスターチ量の変化

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kasei/62/0/62_0_175/_article/-char/ja/

※参考記事

新型コロナ対策食品

炭水化物

※参考食材

富澤商店、バーリーマックス


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