生リンゴの抗酸化力

Screenshot of ja.wikipedia.org

「リンゴ1日1個で医者要らず」というコトワザもあるほどの健康食品リンゴですが、ビタミンCは100gあたりわずか5.7mgしか含まれていません。しかし、そのビタミンC5.7mgのリンゴ100gの抗酸化力が、精製されたビタミンC1500mgの抗酸化力に相当するという研究報告があるのです。

生リンゴ > サプリメント です。

※生リンゴの抗酸化力

https://www.nature.com/articles/35016151

Eberhardt, M., Lee, C. & Liu, R. Antioxidant activity of fresh apples. Nature 405, 903–904 (2000). https://doi.org/10.1038/35016151

なんと、生リンゴに含まれるビタミンCの抗酸化力はビタミンCサプリメントの263倍に相当するというのです。つまり、生リンゴのビタミンCは単体で働くのではなく、「我々の知らない」複雑で多様な「脇役」物質との協働により体内で代謝されていくので、単純にビタミンCの含有量を比較しただけでは計り知れないものがあるということです。

Screenshot of en.wikipedia.org

そんなわけで精製されたサプリメントよりも、生食材を積極的に摂っていこうという栄養運動rawfoodismも実践されているのですが、日本人は昔から「刺身」ということで生食材を活用してきたのですね。昔はビタミン精製技術もありませんでしたから、どうすれば栄養素を効率良く摂取できるか、「経験則」により調理法を編み出していったわけです。現代人は加工食品ばかり食べていると「新型栄養失調」に陥りやすいと言われています。生食材を活用する伝統食はブレインフードと言えそうです。

※参考記事

新型栄養失調が脳の不調を招く!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。