NHKのヒューマニエンス 40億年のたくらみ「“口腔細菌” 知られざる運命共同体」を拝見しました。その中で、精神病院の歯科検診に訪れた広島大学の二川教授が、精神疾患により歯磨きなどの口腔ケアが出来てないのに虫歯と歯周病がほとんどない患者が居り、それらの患者の口内細菌から、歯周病菌と虫歯菌を抑制する乳酸菌「ラクトバチルスラムノーザスKO3株」が見つかったという話だったのです。虫歯の少ない小児からも見つかったと言います。
それはL8020乳酸菌として商品化されており、日々の生活に取り入れることにより、歯周病菌と虫歯菌を抑制できるかもしれません。歯周病菌は、糖尿病や脳の健康も含めた全身状態に影響することが知られており、口腔ケアと歯周病ケアが認知能力の維持に役立つことが期待されています。
※参考論文、ヒト歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されている報告(九州大学)
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/396/
※参考記事、 歯周病と糖尿病の深い関係(国立国際医療研究センター)
https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/040/01.html
フジッコ、デンタフローラ(L8020乳酸菌)
口内細菌を整える乳酸菌は、スウェーデンで発見されたロイテリ菌というものもあります。
オハヨー、ロイテリLife Guardすっきりオレンジ味
管理人も早速、L8020乳酸菌とロイテリ乳酸菌を試してみましたが、「朝起きた時の口の中の苦さ」が若干軽減しているように感じました。寝る前に殺菌マウスウォッシュをやっていましたが、これは逆方向のアプローチです。殺菌せず、乳酸菌を補給するというのです。これは続ければ良いことが起きるかもしれません!
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