オシッコしたくなるまで水を飲め!

mizunomi

竹内孝仁、水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない

読んで驚きました。「尿漏れは水で治る。尿失禁するからといって水分を控えるのは、逆効果なのだ。対策は水をたくさん飲むことである」なんて書いてあるんです。体内に占める水分量の割合が、

子供=75パーセント
成人=60パーセントに対して
65歳以上の高齢者は50パーセント

まで低下しているとのことです。身体の様々な代謝反応は水溶液の中で行われるわけですから、水分が足りなければ当然、代謝不良が起きてしまい、神経伝達物質の不足を招けば精神の失調がもたらされてしまうというわけです。著者の竹内孝仁博士は長年の介護や医療現場での実践から「65歳以上の高齢者は1日1500ccの水を飲むこと」を推奨され、効果を実感しておられるとのことです。高齢者は「喉が渇いた」という感覚が鈍っていることもあって水分補給が遅れがちですから、本人も周りの人も意識的に補給していかなければなりません。

これは高齢者だけでなく、中年も、若者も、子供も参考にすべき意見ですね。大事なことは朝起きた時に、「水分を飽和させること」だと思います。

飽和させるにはどうすれば良いかと言うと、「オシッコしたくなるまで水を飲み続ける」ということです。朝起きてオシッコして、それから水を飲んで2回目にオシッコが出る、これが大事です。そんなに沢山飲む必要はありません。500ccも飲んだらオシッコが出て来ます。頑張る必要はありません。30分から1時間かけてゆっくり飲みましょう。朝起きた後に飲んだ水がオシッコとして出始めたら「水分が飽和して足りている状態」にリセットできたことを意味します。朝起きた直後は一日の中で最も血液がドロドロしており、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる危険な時間帯です。

だから血液サラサラ成分を含む納豆は夕食に食べることが推奨されていますね。

※タカノフーズ、関連サイト
http://www.takanofoods.co.jp/contact/soudanshitsu.shtml

朝の「水分飽和儀式」によって、このリスクを回避して下さい。夜寝る前もコップ1杯の水を飲み、ベッドサイドにペットボトルを常備して夜中でも水分補給する医師の先生も居られるとのことです。

なかなか水分補給は奥が深い世界だなと思いました。厚生労働省でも「健康のため水を飲もう」推進運動をやっています。頑張って補給していきましょう!

※キューピー株式会社、関連サイト
https://www.kewpie.co.jp/know/senior/suibunhokyu/suibunhokyu_01.html

※厚生労働省、「健康のため水を飲もう」推進運動
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

上記「健康のため水を飲もう」推進運動チラシ


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