ナリンジンの抗うつ作用

Screenshot of ja.wikipedia.org

柑橘類の苦味成分であるフラバノイドである「ナリンジン」に動物実験で抗うつ作用があることが報告されています。空腹時血糖値を下げる作用や空腹感を抑える作用も報告されており、柑橘類は天然のインスリンと呼べるかもしれません。グレープフルーツや「はっさく」などの果皮付近に多くふくまれています。柑橘類を皮ごと食べるマーマレードも良いでしょう。

※ナリンジンがラット海馬のセロトニンレベルとミトコンドリア複合体保護経路の調節を通じて行動障害を改善する報告

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27209303/

※ナリンジンには、抗アミロイド形成、抗酸化、抗アセチルコリンエステラーゼ、抗神経炎症、金属キレート化などの アルツハイマー病に対する直接的な神経保護効果があるという証拠が積み重なっているとする報告

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39347923/

※ナリンゲニンは柑橘類のフラボノイドで、抗酸化、抗増殖、抗炎症などの多くの生物学的活性を持つことが知られており、いくつかの神経疾患の予防および治療効果を発揮する潜在的な治療薬として浮上しているとする報告

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36106706/

※ナリンジンの神経保護効果と神経疾患におけるナリンギンの治療可能性を報告する論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31252025/

※大正製薬プレスリリース

https://www.taisho.co.jp/company/news/2020/20200302000480.html

※参考食品

大正製薬、グルコケアタブレット

アヲハタ、ビターマーマレード

チップツリー、グレープフルーツマーマレード


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です