現代人はオメガ3不足と言われていますが、更にオメガ6とのバランスも崩れていると言われています。健康を維持するためには、オメガ3(魚類)を摂るだけでなく、オメガ6(揚げ物)を減らす必要があります。
※脂肪酸の摂取バランスが恐怖記憶に影響する報告
https://www.ncnp.go.jp/press/press_release140313.html
※オメガ6系不飽和脂肪酸補充マウスで脂肪組織炎症を観察
https://www.amed.go.jp/news/release_20190905-03.html
※オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/05.html
※オメガ3系脂肪酸の摂取による不安症状の軽減報告
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0915/index.html
※オメガ3脂肪酸の抗炎症作用を紹介する論文
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/28/4/28_929/_pdf
オメガ3合成酵素の遺伝子を組み込んだマウスの抗炎症作用、抗ガン作用を解析している論文まであります。膵炎や肝炎を低減させ、糖尿病や動脈硬化や喘息を抑制する可能性があるようです。炎症性疾患である関節リウマチにも効果が期待されています。まさに全身状態に影響する脂肪酸です。
様々なメディアなどで「オメガ3を摂りましょう」と良く言われているのですが、大事なのは「オメガ3とオメガ6の比率である」ということが分かってきましたので、正しいスローガンは「オメガ3を増やしオメガ6を減らそう!」ということになります。
オメガ3脂肪酸・・・α-リノレン酸(ALA)、EPA、DHA、えごま油、あまに油、マグロ、サバ、サンマ、イワシ、ブリ、鮭
オメガ6脂肪酸・・・リノール酸、サフラワー油(ハイリノール、サラダ油)=揚げ物、マヨネーズ、ドレッシング
血圧が高い、血糖値が高い、脂質異常症である、元気が出ないなど、心身の不調を感じている方は、本日より「揚げ物断食」をやりましょう。意図的に揚げ物を回避するのです。ドーナツなどは炭水化物をオメガ6で揚げているのですから、特に注意です。マヨネーズやドレッシングをオメガ3タイプに置き換えることを推奨します。外食もオメガ6過多の原因になりますから控えましょう。
※参考食品
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