ニコチン酸(ナイアシン、ビタミンB3)から合成される、ニコチンアミドモノヌクレオチドに神経保護作用や抗加齢作用があると期待され、研究が進んでいます。生体内で、ナイアシン→NMN→NADと生合成され、補酵素として様々な反応を媒介しています。
※NMNが神経保護作用を持つことを報告する論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5515290/
※NMNのマウス長期投与で加齢による生理機能低下を緩和することを報告する論文
https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(16)30495-8
欧米ではNMNのサプリメントが発売されていますが、日本でも一部高価なサプリメントとして販売されているようです。神経保護作用や抗加齢作用はありがたいのですが、未だメカニズムが解明されていないので食生活に如何に活かすか難しいところです。
ひとつの提案として、NMN前駆体のナイアシン(ニコチン酸、ビタミンB3)を積極的に摂取することが考えられます。もちろんサプリメントも検討して下さい。
https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html
文科省食品成分データベースより、ナイアシンの含有量トップ10(100gあたり)
1位、まいたけ64.1mg
2位、焼きタラコ56.9mg
3位、生たらこ49.5mg
4位、インスタントコーヒー47mg
5位、カツオ節45mg
6位、カツオ削り節37.4mg
7位、カツオなまり節35mg
8位、米ぬか34.6mg
9位、パン酵母23.1mg
9位、ピーナッツ23.1mg
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