このまえスーパーにウインナーを買いに行ったら、「JAS特級」と「特定JAS」が同じ値段だったので迷ってしまいました。
それで帰ってから農水省のHPで確認したら、平成30年にJAS法の改正があり、平成30年9月から、特定JASというのが順次「特色JAS」に改訂されていくということを知りました。従来の特定JASマークは、2022年3月31日まで使うことができます。「JAS特級」よりも「特定JAS」や「特色JAS」の方が高付加価値ということです。
このJASを表示するためには申請や登録が必要となり、その手続きに費用も掛かるのですが、「無農薬無肥料栽培」などの食品は小規模農家が多く、いちいち手続きしていられないということもあります。自然農法の野菜や米などでは有機JASの表示が無いこともあります。
従来、無肥料自然栽培を表示するJASの規格はありませんでしたが、上記「特色JAS」の申請と登録を行えば「無肥料野菜」の「特色JAS」が表示されるようになる可能性もあります。
美味しい野菜を買いたい時は、「有機JAS」の野菜を探す他、「おいしい野菜を売っているお店」を探して、その店で野菜を買うという作戦も有効になります。農薬や化学肥料を使えないのですから収穫量が減り、必然的に高価な野菜ということになります。頑張っているお店や農家を応援しましょう。
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