肉類、魚類、ホウレンソウ、グリーンピース、ニンニク、チーズ、トウモロコシ、ピスタチオ、カシューナッツ、インゲンマメ、豆腐などに豊富に含まれる必須アミノ酸、メチオニン代謝が長寿命化に影響しているという論文があります。
※メチオニンの代謝促進で長寿になるという報告(東京大学)
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/a_00427.html
※メチオニンの摂取制限でマウスのガンに治療効果を報告する論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31367041
メチオニンはヒトにとって必須アミノ酸(摂取不足で欠乏症)ですし、肉類や野菜類に幅広く含まれていますので、これを摂取制限することは現実的な手段ではありません。上記東大論文にあるように、メチオニンの代謝を促進する方向性で考えるのが良いと思いました。
メチオニン代謝は、gnmtという酵素によって調節されているということです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/グリシン-N-メチルトランスフェラーゼ
ヒトはgnmtの遺伝子を持っていますので、これを効率良く働かせれば良いと言うことになります。代謝促進する栄養素と言えば、葉酸などのビタミンB群ということになります。特にビタミンB1とB2は日本人に不足しているビタミンと言われているので意識して摂取すると良いでしょう。
ビタミンB群は、レバー、ニンニク、納豆、モロヘイヤ、あしたば、ほうれんそう、アセロラ、海苔、ワカメなどで摂取できます。意識して摂るようにしましょう。
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