https://www.mitsui-norin.co.jp/company/topics/20190311.pdf
三井農林株式会社、鹿児島県西之表市、筑波大学の三者は、産官学の連携で、2018 年より西之表市在住の高齢者に対する QOL(=Quality Of Life、生活の質)支援活動の取り組みを開始しました。
三井農林はその一環として、紅茶の香りによる高齢者の QOL 向上を目的とした研究を行っています。不眠意識がある高齢者に紅茶の香りを 1 カ月間継続使用したところ、ふとんの中にいる時間に対する実際の睡眠時間(睡眠効率)の有意な上昇が認められました。さらに、認知機能低下がみられた高齢者の認知機能が向上し、うつ傾向の高齢者はうつ気分の改善が認められたということです。
三井農林さんは老舗の「日東紅茶」ブランドを運営している会社なんですね。香りを嗅ぐだけですから、消化器官を通じた栄養的な作用ではなく、嗅覚を通じた脳神経的な作用なのですね。アロマテラピーの方法論と類似する考え方です。
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