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うつ病と緯度の関係

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27729573

カナダで、緯度が上がるに従ってウツ病罹患率も上がるという研究論文があります。1996年から2013年の間に収集された922260人のデータを元に解析したところ、緯度とウツ病罹患率との間には統計的に有意な関連が観察され、緯度1度あたりの大うつ病エピソードの有病率の1%から2%の増加が観察されました。

カナダの首都オタワは北緯45度で、これは北海道の北端付近の緯度です。つまり、カナダの住民は相当に日照不足の状態に晒されているので、ビタミンDの体内合成に支障を来しており、ビタミンD不足に陥りやすく、ビタミンD欠乏症状を発症しやすくなっていると推測できます。冬季うつ病(ウインターブルー)の原因は日光浴=ビタミンD不足と言われており、ビタミンD欠乏症のひとつに大うつ病もあるということになります。

従いまして、上記研究成果が直ちに我々日本人に適用されることにはならないのですが、日光浴やビタミンD摂取が不足すると、日本人でもウツ病リスクが高まる可能性があるということは再確認しても良いと思いました。予防的に日光浴を意識した生活をしたり、ビタミンDサプリメントを補充したりすることは有効かもしれません。厚生労働省の摂取基準では1日5μgが推奨されており、摂取上限は100μgとされています。

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