※2エチルピラジンに血管拡張作用があることを報告する論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28966226
※厚生労働省、2エチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/dl/s1022-14c_0001.pdf
2エチルピラジンは、アスパラガス、生落花生などの食品に含まれ、また牛肉、エビ、ポテト等の加熱調理や、コーヒー、カカオ等の焙煎により生成する成分で、ナッツあるいはココアの焙煎香を持つ食品添加物ですが、一酸化窒素NOを生成して血管拡張作用を有するという報告があります。
※焙煎した麦茶のアルキルピラジンの血行促進作用を報告する記事
https://www.kagome.co.jp/company/news/2004/000396.html
※焙煎大麦の血流増加作用を報告する記事
https://www.kirin.co.jp/company/rd/result/report/report_013.html
※ほうじ茶のピラジン含有報告
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cha/2008/105/2008_105_105_43/_pdf
ピラジン類に広げますと、ワイン、ほうじ茶、麦茶、ピーマン、キュウリ、納豆に含まれますので、積極的に摂取して血管を拡張したいですね。昔の人は、現代のような分析装置も無く、細かい実験もできなかったのに、ほうじ茶が体に良いことを経験で見出していたんでしょうか。昔の人の生活の知恵は凄いものです。