最新の医学研究成果と、著者の臨床経験から、40代50代までは痩せた方が良いが、60代70代にはサルコペニア=筋力減少=認知能力低下のリスクが高まるし、胃腸の吸収力も落ちるので積極的にたんぱく質を摂るべきという御意見になったのですね。書店で求めて読むことを推奨しますが、エッセンスとなる「白澤式肉食十訓」を列挙して御紹介します。
第一訓=肉は毎日食すべし(体重1キロにつき1グラムが目安だそうです。)
第二訓=ひとくち30回は噛むべし(咀嚼が大事)
第三訓=牛肉は牧草牛を選ぶべし(ニュージーランドのグラスフェッドビーフ探してみよう)
第四訓=霜降り肉よりも赤身肉を選ぶべし(霜降り肉はメタボ肉)
第五訓=鶏肉はむね肉を選ぶべし(平飼い地鶏はブロイラーとは別物)
第六訓=豚肉はエサをチェックすべし(銘柄豚、ブランド豚はダテじゃない)
第七訓=ジビエを積極的に摂るべし(野生動物の肉もネットで買えるようになりました)
第八訓=ステーキはウェルダンよりレアにすべし(高温調理は発ガン物質を増加させる)
第九訓=熟成肉は健康長寿食なり(たんぱく質が分解されてアミノ酸が増える。冷凍より冷蔵で。)
第十訓=野菜もいっしょに食べるべし(栄養素を補い合ってバランスが良くなる。肉と同じ重さの野菜を。)
はい、家族親族にも推奨したいと思います。70歳からの肉食革命!我が家では、近所のスーパーでニュージーランドのラム肉を見つけて定期的に食べるようになりました。