アブラナ科野菜の抗ガン作用

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アブラナ科野菜の抗ガン作用については、デザイナーフーズ計画でも認められていますし、いくつかの論文で報告されています。抗腫瘍作用ということはDNAを保護する作用が期待できますから、脳細胞の分裂も保護する作用が期待できますね。認知機能の維持にも役立つ可能性があると思います。

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※アブラナ科野菜の抗ガン作用を報告するメタアナリシス

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8877066

※アブラナ科野菜の抗ガン作用を示す疫学報告
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10736624

アブラナ科の野菜に共通で含まれる、グルコシノレートというファイトケミカルが抗腫瘍作用を持っているようです。

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あおくび大根とか、クレソンとか、ワサビなどの苦みや辛みの成分が作用しているようです。

じゃあ具体的にどのように活用していくかと言えば、やはり、アブラナ科野菜を列挙しますので、是非暗記して、スーパーマーケットで買い物するときは必ず買うようにしましょう。野菜の知識が健康の重要ポイントになるというわけです。

入手しやすいアブラナ科野菜のリスト
・ブロッコリー
・チンゲンサイ
・白菜
・菜の花
・カイワレ
・大根
・カブ
・カリフラワー
・キャベツ(芽キャベツ)
・ワサビ
・クレソン
・小松菜
・タカナ(からし高菜)
・水菜
・バンランコン(板藍根)

リストを見ると昔からの和食で使われてきた野菜も多くリストアップされています。東北大学の研究でワサビの抗認知症作用もレポートされています。12週間4.8mgまたは9.6mgの6-MSITCを投与したそうです。わさび1gに最高で480マイクログラムほどの6-MSTICが含まれているようですので、これって、わさびに換算すると、毎日10g以上を摂取していることになります。

※わさびの抗認知症作用

https://www.mdpi.com/2072-6643/15/21/4608

※わさびに含まれる 6- MSITC の量

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1995/51/9/51_9_477/_pdf

日本人は本能的にアブラナ科野菜の健康作用を認識していたのかもしれません。恐るべし、ご先祖様の智恵ですね!


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