グレープフルーツの減量作用

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グレープフルーツと薬物の相互作用が多数報告されており、薬を飲んでいるひとはグレープフルーツジュースを飲まない方が良いとされています。薬の効果を増強したり、意図しない副作用が出たり、薬の効果が減殺されてしまったりするとのことです。

じゃあ、薬を飲んでいない人はどうなのか?そりゃあやっぱり、何らかの薬理効果があり、うまく活用すれば健康に役立つだろうというわけです。そう、脳の健康にも活用できるでしょう。グレープフルーツの薬理効果は、ずばり「血糖値の低下」なんですね。痩せるというわけです!

※グレープフルーツがラットの炭水化物の消化および吸収を阻害し、食後血糖値を低下させた報告
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24261475

※グレープフルーツがメタボ患者の体重を減少させた報告
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16579728

グレープフルーツが医薬品の作用を増強したり、血糖値を下げたりすることの詳しい作用機序は解明されていない様ですが、薬物代謝酵素の働きを弱めることによって、抗血小板薬(アスピリン)などの血中濃度が高い状態が維持されると推測されています。血糖値を下げるのも何らかの酵素の働きを弱めているためと思われます。

作用機序は不明でも、結果だけは分かっています。グレープフルーツは痩せ薬だし、抗血小板薬でもあるというわけですね。食後血糖値を低下させる作用を活用するために、食前にグレープフルーツジュースを飲む作戦が考えられます。デザートじゃなくて、最初に頂きましょう。食前酒じゃなくて、食前グレープフルーツですね!

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ムソーグレープフルーツ


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