麻婆豆腐などの四川料理に欠かせないスパイス、花椒(ホアジャオ、花山椒、sichuan pepper)は、昔から精神安定、鎮静、消化促進などの効能があるとされて珍重されてきたのですが、最近の動物実験によりアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータの蓄積を抑制する可能性が指摘されています。
※花椒由来のgx-50によりアミロイドベータ前駆体遺伝子挿入マウスのアミロイドベータ蓄積抑制効果を報告する論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23186988
ちょっと難しいですが、伝統的に珍重されてきたことの意味と重ね合わせて考えれば、解明されてないだけで、脳に何らかの効能があると期待できるんじゃないでしょうか。四川花椒料理はブレインフードってことですね。
管理人の花椒との出会いは赤坂の四川飯店です。もう何年前のことか。初めて頂いた時のカルチャーショックは忘れられません。「辛くて、美味しい!」
近年、少しずつ四川料理の魅力が浸透してきて、最近ではレトルトでも花椒入りの麻婆豆腐を頂ける時代になってきましたね。何種類か試してみて、お店の味そのものとは行きませんが、大分雰囲気でてるなあと感心しましたよ!最近のお気に入りはデパ地下のお持ち帰り四川麻婆豆腐ですけどね!