セカンドミール効果(Second Meal Effect)、御存知ですか?低GI食品を食べると、次の食事後の血糖値まで下げる作用があるということなんですね。GI値の提唱者であるトロント大学のジェンキンス博士が1982年に発表した概念だそうです。
※ジェンキンス博士の論文概要
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6282105
次の食事だから、セカンドミール効果ということですね。朝食に大豆や大麦を食べればランチに影響し、ランチで大豆や大麦を食べれば夕食に影響するということです!
主な低GI食品を列挙します。
・葉物野菜
・こんにゃく(しらたき)
・大豆(枝豆、納豆、豆腐、豆乳、きなこ)
・大麦(もち麦)
・海草類(寒天、ワカメ、海苔、昆布)
大麦は朝食かランチで摂るべし!ということなんですね。まあ、3食全部のゴハンに大麦を混ぜて、葉物野菜などの低GI食品と一緒に摂るのがベストですけどね!1回しか摂れないのであれば、朝食かランチがお勧めということですね。
考えてみれば、栄養が吸収される小腸の中で、2回分の食事は混ざり合って移動していきますね。そう考えると、おやつなどの間食でも低GI食品が良いということになりますね。低GIのおやつって難しいですね。食物繊維のおやつ、ということですかね。
寒天あんみつとか、ゆず寒天とか、牛乳寒天とか、ところてんとか、こんにゃくゼリーとか、あたりめ(焼きスルメ)とか、ビーフジャーキーとか、ナッツ類ですかね。ちょっと子供には合わない感じもありますが、食育ですから頑張って与えてみましょう!