シドニー大学のGI値データベースが立派すぎて、色々検索したりして一喜一憂というか、驚いたりしております。意外性があって楽しいんですね。調べているうちに、GI値が100以上の食品が存在することに気付きました。GI値って、ブドウ糖を経口摂取した場合の血糖値の上昇度合いを100とする基準に指数化されてますからこれ以上に血糖値が上がるというのは矛盾みたいなものですよね。しかし、実際の実験では、本当に、ブドウ糖の数値を超えちゃうことがあり、それはデータとして入力され、検索に供されているわけです。ただ欧米人にとって主食である白パンのGI値を100として計測する場合もあるようで、なかなか難しいところですね。
このデータベースには固有名詞(会社名、商品名)も含まれており、GI値100以上の食品を名指しで列挙することは本ブログでは差し控えたいと思いますが、一般名詞であれば問題ないと思うので、いくつか御紹介したいと思います。日常生活の参考になさって下さい。GI値は食品摂取方法や計測方法で数値にバラツキがありますので、あくまでも参考に留めて頂きたいと思います。
※GI値100以上の食品の例
・ジャガイモ、、様々な種類ジャガイモの様々な調理法。
・パンケーキ、、特定の商品で高いことがあるようです。
・朝食シリアル、、商品名は自分で調べてみて下さい。
・マルトース、、麦芽糖=水飴の主成分。
・スクロース、、蔗糖=砂糖の主成分。
・コーンフレーク
・コーンマフィン
・ジャポニカ米、、普通のお米。
・タイ米、、ジャスミンライス。
・トウモロコシ粥
・雑穀粥
・清涼飲料水
血糖値の観点で危険な食べ物のキーワードは「おかゆ」、「ジャガイモ」、「コメ」、「トウモロコシ」ということになるでしょうか。確かに風邪をひいたときなどに、おかゆを食べるのは消化に良いからなんですね。消化しやすいということは血糖値が上がりやすいということですね。風邪の時以外は、おかゆは頻繁に食べない方が良いかも知れません。美味しい外食のお粥専門店もありますから、たまに食べるのは良いと思いますけどね。お粥を食べる場合はゴハンの量を減らして食べると良いでしょう。