福島県有機農業ネットワークの研究で、慣行食材を食べると合計で5.0ppbのネオニコチノイドが尿から検出されましたが、5日間有機食材を食べると合計値が半分以下の2.3ppbに下がり、1ヶ月食べ続けると0.3ppbにまで下がったということです。
「有機」と「無農薬」と「特別栽培」は違います。
※農水省、特別栽培農産物に係る表示ガイドライン
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/tokusai_a-2.pdf
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/tokusai_qa.pdf
農水省のガイドラインでは「無農薬」の表示は禁止されていますが、法律の規制では無いので守っていない生産者や販売者も見受けられます。「特別栽培」は、化学合成農薬が慣行農法の半分以下というガイドラインです。
最も分かりやすい基準は価格かもしれません。野菜でも米でも、ネオニコチノイドを使えば低価格に生産販売することができますが、ネオニコチノイドを使わないと高コストになってしまいます。それは必然的に販売価格に上乗せされてくることになります。高価で大変ですが、例えば、コメなら5キロで3千円以上のものを買い求めてみましょう。
※有機農産物の例
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