日本人に不足しがちなミネラル、鉄分、カルシウム、マグネシウム、カリウムですが、特に月経初期の未成年女子には成長に欠かせない栄養素です。これを一挙に解決するのが、スーパーやコンビニで売っている「鉄分牛乳」です。未成年女子の居るご家庭では常備して対策すると良いでしょう。そして未成年じゃない閉経前の女性が居るご家庭では、月の半分位の期間に鉄分牛乳を常備すると良いでしょう。
じゃあ鉄分牛乳はどれを買えば良いでしょう。ちょっと気になったので成分比較してみました。すべてコップ1杯200mlあたりの栄養成分です。マグネシウムとカリウムの表示はありませんでしたが、普通牛乳だと200mlでマグネシウム20mg、カリウム300mgの摂取ができます。
※雪印メグミルク「すっきりCa鉄」・・・鉄3.4mg、カルシウム340mg、ビタミンD2.75μg、炭水化物10.1g、脂質1.2g
※明治「ミルクラブ」・・・鉄3.4mg、カルシウム340mg、ビタミンD1.3µg、炭水化物11.2g、脂質2.4g
※グリコ「カルシウムと鉄分の多いミルク」・・・鉄5.0mg、カルシウム483mg、ビタミンD2.8μg、炭水化物12.8g、脂質2.4g
※森永「PREMiL 1日分の鉄分」・・・鉄7.7mg、カルシウム481mg、炭水化物11.5g、脂質2.3g
ということで、スーパーでよく見かける、雪印メグミルクと明治の鉄分牛乳よりも、グリコや森永の方が鉄分が多くなっていることが分かります。免疫力を維持するといわれるビタミンDの配合量も各社バラツキがあります。目的に応じて使い分けることが良いでしょう。
・痩せたい時→雪印メグミルク「すっきりCa鉄」
・鉄分を増やしたい時→森永「PREMiL 1日分の鉄分」
・ビタミンDを補給したい時→グリコ「カルシウムと鉄分の多いミルク」
・無難に過ごしたい時→明治「ミルクラブ」
結局、ローテーションで買うのがお勧めということになります。
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