https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/iryo/kansen/shingatakorona.html
いよいよコロナ第2波が迫ってきています。これから秋、冬にかけて凄いことになるんじゃないかと戦々恐々としてしまいます。友達の友達の、知り合いの知り合いの、というような遠い関係では、ちらほらコロナ疑いの話も聞きます。しかしさすがに重症とか死亡とかの話は聞きません。感染者の8割が軽症で軽快するというのです。
じゃあ、その8割と2割の違いは何なの?
その逃げきれるかどうかの違いを知りたいですね。
まず、死亡患者の年齢は、男性だと60代から急激に増えていますし、女性だと70代から急激に増えています。50代までの男性と60代までの女性はあんまり亡くなっていない訳です。勿論、60代男性でも、70代女性でも、全員が亡くなるわけではありません。
免疫系の老化が、コロナ重症化の分かれ目になっているんですね。その、免疫系の老化は、炎症老化Inflammagingとリンクしているんですね。これはinflammation炎症と、aging加齢があわさった造語です。
※老化における慢性炎症の原因
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5850851/
こちらの論文で原因ではないかとされているのが、「ミトコンドリア機能障害」、「歯周病」、「ビフィズス菌減少」、「老化細胞の増加」、「凝固因子の増加」などです。
ミトコンドリアが弱っているとして、それをどうやって回復させればよいのでしょうか。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/64/4/64_389/_pdf/-char/ja
こちらの論文によりますと、カロリー制限と、運動により、ミトコンドリアが増える可能性があるということです。やり過ぎは良くないでしょうけど、適度な運動と腹八分目のカロリー制限は老化を抑制する可能性があるというわけです。
歯周病対策は、言わずと知れた歯周ポケットマッサージとPMTC(いわゆる歯石取り)ですね。
ビフィズス菌減少は、プロバイオティクス(善玉菌補充)とプレバイオティクス(善玉菌の栄養補給=食物繊維、オリゴ糖)で対策することになります。
凝固因子の増加は、どうやって予防すれば良いでしょうか。アスピリン、ナットウキナーゼ、DHA/EPAを活用することが考えられます。血液サラサラというやつですね。
※少量アスピリンの抗血小板療法について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics1964/18/6/18_6_463/_article/-char/ja/
※ナットウキナーゼと線溶系
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/29/2/29_2_119/_pdf
※オムロンヘルスケア、血液をサラサラにするには
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/arteriosclerosis/06.html
このように見てくると、8割の軽症者になるために事前に準備することは沢山ありますね。まず太ってる人は今からでもダイエットして痩せましょう。普通の人も運動して、コロナを撃退する体制を整えておかねばなりません。腸活やサラ活(血液サラサラ活動)も大事です。漫然と過ごすより、アクティブに防御態勢を整えてみたいですね。
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