崎陽軒さんがヴィーガン対応の本格的な野菜弁当を販売しています。さらに、ヴィーガンフレンドリーというだけでなく、五葷不使用のこだわりでつくられています。
五葷というのは、「ねぎ」「にんにく」「にら」「たまねぎ」「らっきょう」といった匂いの強い野菜のことで、お寺の精進料理で禁じられていた食材のことです。
「禁葷食」のwikipedia記事を読んで不思議に思いました。「ネギ、ニンニク、ニラ、タマネギ、ラッキョウ」って、それぞれ健康成分豊富で現代では寧ろ推奨しているくらいの食材なのに、どうしてお坊さんは食べないようにしていたのだろうと思ったのです。
これはもしかすると、五葷を食べることにより、「煩悩」「性欲」などが増えすぎて困ることを昔のお坊さんは経験的に知っていて、敢えて食べないようにしていたのかも知れません。五葷を食べると興奮してしまうのですね。
これを現代人の我々の食生活に活かすとすれば、鎮静効果(副交感神経系の優位)を求める場合は、禁葷食を取り入れるべきということになるでしょう。
具体的に言えば、夕食では「ネギ、ニンニク、ニラ、タマネギ、ラッキョウ」を食べない方が良いかも知れないということですね。「ネギ、ニンニク、ニラ、タマネギ、ラッキョウ」を食べるなら朝食や昼食で食べましょうということなんですね。あるいは、夕食では「ネギ、ニンニク、ニラ、タマネギ、ラッキョウ」の量を減らしてみましょうということですね。
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