内臓機能の調節を中枢神経から独立して行う自律神経には、神経伝達物質としてアドレナリンを使う交感神経と、アセチルコリンを使う副交感神経がありますが、交感神経が昼間の興奮ストレス系とされ、副交感神経は夜間の鎮静リラックス系とされています。上記wikipediaにも記載がありますが、交感神経の働きが高まると血圧と血糖値が上昇するとされています。
現代人はストレスが強く睡眠時間も短くなっているため、交感神経が優位となってしまい自律神経のバランスを崩している人が多いと言われています。そのため、現代人である我々は副交感神経を回復するための作戦が必要となってきます。朝起きたら交感神経を刺激し、夜寝る前に副交感神経を刺激するというメリハリが必要です。
朝の交感神経刺激作戦
- 薬指を刺激する(爪もみする)
- カフェイン摂取する(コーヒー、緑茶、紅茶、烏龍茶)
- 抗コリン薬飲むなら午前中に(第一世代抗ヒスタミン薬など)
- グレープフルーツ、レモン、ローズマリー、ペパーミント、レモングラス、イランイラン、コリアンダー摂取
- 朝風呂入るなら41℃以上で
夜の副交感神経刺激作戦
- 薬指以外の4本の指を刺激する
- ラベンダー・カモミールティーを飲む
- 夜の風呂は40℃以下で
- GABA摂取(発芽玄米、チョコレート、トマト)
- テアニン摂取(玉露)
※爪もみ療法の紹介(四国医療専門学校)
http://www.459.ac.jp/media/radio_25_08.html
※コーヒー(カフェイン)の自律神経刺激作用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/65/3/65_113/_article/-char/ja/
※解ってきた香りの力(山口大学)
http://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/G0000006y2j2/file/17820/20110623110440/2010010425.pdf
※抗コリン薬の副交感神経遮断作用(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/抗コリン薬
※入浴法および入浴習慣が心身に及ぼす影響に関する研究
※GABA摂取と自律神経の関係を報告する論文
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/61/3/61_3_129/_article/-char/ja/
※脳の機能と栄養(テアニンの鎮静作用)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhas/6/1/6_1_1_6/_pdf
※DHCのGABA
※パッカハーブス ナイトタイム
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