スタチンに負けないコレステロール低下食

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スタチンは高コレステロール血症で広く使われている医薬品ですが、コレステロール低下食品を工夫して摂取することにより、これに負けないコレステロール低下作用が期待できるという論文があります。

※高コレステロール血症の参加者におけるコレステロール低下食とスタチンとの直接比較

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15699225

この論文によると、高コレステロール血症の被験者に対して、植物ステロール(1.0 g/1000 kcal), 大豆タンパク(豆乳と豆腐ハンバーグを含む, 21.4 g/1000 kcal), アーモンド(14 g/1000 kcal), 粘性食物繊維(オーツ麦、大麦、オオバコ、オクラ、ナスなど、10 g/1000 kcal)を摂取させ、4週間後に血液検査をしたところ、LDLコレステロール濃度が、スタチンでは33.3%減少し、コレステロール低下食でも29.6%減少したということです。スタチンには及びませんが、かなり優秀な結果です。

仮に1日の食事量を2000kcalとしますと、大豆タンパクは42.8g、アーモンドは28g、粘性(水溶性)食物繊維は20g摂取する作戦になります。これは、納豆6パック、アーモンド30粒、大麦200gを摂取する量になります。なかなか大変ですね。この量は難しいとしても、納豆とか大麦とかアーモンドは積極的に摂るべきということが分かります。水溶性食物繊維が普通の大麦の2倍である「バーリーマックス」は有効な食材と言えそうです。

※参考記事

スーパー大麦バーリーマックス

※はくばくの紹介ページ

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はくばく、バーリーマックス

はくばく、バーリーマックス入り雑穀


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