「抗疲労食」の本を読みまして、疲労回復にはクエン酸回路(TCAサイクル)をしっかり回すことが大事と知りました。あらゆる細胞のエネルギー源となるATPを生み出す代謝回路ということです。
このクエン酸回路の中の中間生成物を補充すれば、クエン酸回路の反応が促進されることになります。酵素類(タンパク質)が各反応を促進しますので、酵素を生合成するための栄養素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸をよく摂取することも大切でしょう。
クエン酸回路の中で、食事からも摂取できそうな中間生成物を列挙します。
(1)クエン酸・・・レモン、大豆、梅干し、グレープフルーツ、キウイ、オレンジ
(2)アコニット酸・・・サトウキビ、テンサイ(甜菜)
(3)コハク酸・・・貝類
(4)フマル酸・・・しいたけ、ドライマンゴー、いかなごしょうゆ
(5)リンゴ酸・・・しいたけ、リンゴ、ぶどう、ワイン、里芋、バナナ