全粒穀物を食べてウツ予防せよ!

Screenshot of ja.wikipedia.org

玄米や全粒粉小麦など、全粒穀物は健康に良いと言われますが、どれくらい健康に良いかご存知ですか?どれくらいウツ予防になるのか、研究した論文があるので御紹介します。

※Journal of Medicinal Food.Nov 2016.Volume19 Issue11

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27696939

こちらの論文では、「西洋食」非全粒穀物、白いジャガイモ、チーズ、肉、任意の油脂、および砂糖の摂取量とうつ病との相関は認められなかったが、「健康食」全粒穀物、野菜、果物、魚、ナッツ、種子の摂取量とうつ病は成人女性で逆相関が観察されたということです。これらの健康食を最も良く食べる上位20%の人々は、最も食べない下位20%の人々に比べて4割もウツ病患者が少なかったと言います。

この研究の面白いところは、「西洋食」の摂取量とうつ病の相関が認められなかったことですね。肉類や砂糖類は沢山たべても大丈夫ですよ、というわけです。その代わり、全粒穀物や野菜などは沢山食べて下さいというのです。全粒穀物や野菜を沢山たべると他の食材が食べられなくなりますので、間接的に西洋食を抑制することになるのかもしれませんが、研究では「沢山たべても大丈夫」と出ているわけです。

従いまして、この研究を日々の食生活に活かすとすれば、「全粒穀物、野菜、果物、魚、ナッツ、種子を沢山食べれば、肉類や脂肪類や甘いモノも少し食べても大丈夫だよ!」ということになるでしょうか。

※参考食材

 森永製菓、全粒粉仕立てのビスケット

たなか物産、全粒粉そうめん


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です